4. 【不足額給付】「図解・フローチャートでわかりやすく解説する自治体も」まずは確認を
今回は2024年に実施された定額減税で減税しきれなかった人へおくられる「定額減税補足給付金(不足額給付)」について解説しました。手続きは自治体によって異なりますが、特に注意してほしいのが「自分で申請が必要な人」です。通知が来ても、「よくわからないから」とそのままにしていると、せっかく受け取れるはずの給付金を逃してしまうことになりかねません。
まずは、お住まいの自治体から送られてきた通知をしっかり確認しましょう。最近はフローチャートなどで分かりやすく案内している自治体も増えています。手続きが自動で行われるのか、それとも自分で申請が必要なのか、必ずチェックしてください。自治体によっては今回紹介した横浜市のように自治体ホームページにて「図解・フローチャート」などでわかりやすく解説する自治体もあります。
給付金には申請期限があり、多くの自治体では2025年10月末に期限を設定している状況です。期限を過ぎてしまうともらえなくなってしまいますので、早めの行動が大切です。制度を正しく理解し、もらえる支援をきちんと受け取ることで、家計の安心感も広がります。
参考資料
- 内閣官房「定額減税・各種給付の詳細」
- 内閣官房「調整給付金(不足額給付)とは?」
- 国税庁「令和6年分所得税の定額減税について」
- 横浜市「【不足額給付】定額減税を補足する給付金(不足額給付)のご案内」
- 横浜市「【不足額給付】定額減税を補足する給付金(不足額給付)のご案内・制度概要チラシはこちら」
川勝 隆登