3. 毎年秋に花咲く多年草で、秋の庭もローメンテ
植えっぱなしで毎年花が咲く多年草は、忙しいガーデナーさんやズボラさんの強い味方。もちろん水やりなど最低限のお手入れは必要ですが、比較的手間がかからないためローメンテの庭を目指したいときにもオススメです。
夏の暑さが落ち着いた頃に植え付け、冬が来る前にしっかりと根を張らせておくのも来年の開花を促すポイント。
ポット苗が出回る時期までもうすこし期間がありますので、何を植えようか考えつつ、暑い時期を元気に楽しく乗り越えましょう!
4. 【ガーデニング豆知識】多年草や宿根草の魅力とは?
4.1 多年草や宿根草の魅力
- 一度植えれば植え替えの必要がなく、ほぼほったらかしで育てられる植物も多い
- ローコスト&ローメンテでガーデニングが楽しめる
- 年々大きく育っていく喜びを味わえる
- 毎年決まった時期に花が咲き、季節を教えてくれる
4.2 お庭に取り入れるコツ
- 開花時期をずらすと、一年中花が咲く庭になる
- 花色やテーマを統一するとおしゃれな印象に(ホワイトガーデン、ブルーガーデン、ナチュラルガーデンなど)
- カラーリーフとして楽しめる植物を取り入れると、花が少ない季節も華やかになる
LIMOガーデニング部
執筆者
樹木医の鈴森真樹を中心としたメンバーで構成する、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のガーデニング企画担当チームです。
季節の寄せ植えや、初心者でも育てやすい多年草・宿根草、季節を彩る一年草など草花の情報から、室内で1鉢から楽しめる観葉植物や多肉植物のこと、ベランダ栽培もできるハーブや野菜などの家庭菜園企画まで、幅広いガーデニング情報をお届けしています。
メンバーは、プライベートでもベランダガーデニングや家庭菜園、観葉植物の栽培などをそれぞれのペースで楽しんでいます(最新更新日:2025年4月23日)。
監修者
LIMO編集部
ライター/樹木医/1級造園施工管理技士
日本大学生物資源科学部を卒業後、同大学院にて外来植物について研究し、修士号を取得。在学中に参加していた、自然環境保全活動を行うNPO法人のインターンシップでは、都市公園での植生管理や環境教育などの活動を3年間経験した。
大学院卒業後はテーマパークの植栽管理業務に7年間従事。たくさんの個性豊かな植物のメンテナンスに携わった。樹木医、1級造園施工管理技士保有。
その後フリーランスライターを経て、現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO」でガーデニングやアウトドアに関する記事を執筆。自身の経験と知識をもとに、わかりやすい記事の執筆を心がけている。
現在は秋田県在住で、趣味は植物を育てることとアウトドア。好きが高じて、学生時代にキャンプ場でアルバイトをしていた。同時期に始めた登山は15年以上続けているが、現在は育児中のためハードな登山は自粛し、子連れハイキングを楽しんでいる。