3. 甘えん坊なとわさん

最後に、投稿者さんに詳しいお話をうかがいましたのでご紹介します。

――お名前の由来はありますか?

永遠から「とわ」と名付けました。

『少しでも長く一緒にいれますように。いつまでもずっと、愛します。大切にします。』という願いも込めています。

ひらがなのほうが優しい感じがしたので、優しい子に育ってほしかったから平仮名で「とわ」に決めました。

――出会いのエピソードを教えてください。

Instagramで一目惚れしたお迎え希望の子は実は違う子でした!

見学に行き、一目惚れした雛の兄弟たちがテーブルに出されました。

するとまっすぐ私に寄ってきた雛がいました。色んなお話を聞いたり質問中もずっとくっついていた雛。

気持ちは決まっていたはずなのに、迷いに迷って、きっとこの子に選ばれたんだと思いその雛にしました。それが、「とわ」です。

――普段はどのような子ですか?

優しくてちょっとどんくさくて、良くしゃべる子です。

今までに、噛まれたり、突っつかれたり、強く握られたことは一切ありません。

フクロウは静かなイメージですが、きゅるきゅるよくしゃべります。意外と表情豊かです。笑

――自慢のポイントは何ですか?

信頼関係でしょうか。フクロウのお友達もビックリするくらい距離が近くて、甘えん坊なところもかわいいです。

毎晩寝る前に向き合う時間を作っており、髪の毛から眉毛、まつ毛、口やほっぺなどの羽繕い(毛繕い?)してくれたり、そっと寄り添って寝たりしてくれます。

――以上、SNSで話題のフクロウでした。@miki4wan108さん、ありがとうございました!

4. 【鳥に関する診療費】鳥の年齢0歳と5歳では、年間診療費に約2.5倍の差

家庭で飼育するペットは、時にケガや病気になることもあります。

その際、診療費はいくらくらいかかるのでしょうか。ここでは、ペット保険を専門に取り扱う「アニコム損害保険株式会社」が発表した「アニコム家庭動物白書2024」より、インコやオウム、フクロウといった鳥類にかかる「鳥の年齢別年間診療費」について、最新の数字をご紹介します。

鳥の年齢0歳と5歳では、年間診療費に約2.5倍の差がある

年齢別鳥の年間診療費のグラフ

出所:アニコム家庭動物白書2024

4.1 2024年鳥の年齢別の年間診療費(平均値)

  • 0歳:2万7074円
  • 1歳:2万6314円
  • 2歳:3万6225円
  • 3歳:3万9968円
  • 4歳:4万9705円
  • 5歳:6万5578円
  • 6歳:4万5321円

※平均診療費の分母は診療があった頭数とし、診療費が0円の請求は除外している。

上記のように推移しています。続いて、鳥の年齢別の年間診療費の中央値も見ていきましょう。

  • 0歳:1万3750円
  • 1歳:1万1150円
  • 2歳:1万5565円
  • 3歳:1万5103円
  • 4歳:2万5058円
  • 5歳:3万2670円
  • 6歳:1万7997円

なお、上記の数字は、2022年度にアニコム損保の保険契約を開始した鳥(0~6歳)において、各疾患で請求のあった個体の診療費を集計したものであり、通院・入院・手術を含みます。

いかがだったでしょうか。年齢を重ねるごとに、診療費は上がっていく傾向にあることがわかります。

犬や猫、鳥など、家族同然のペット。

比較的個体の小さい鳥ではありますが、年間1万円~3万円ほど、その診療費がかかっていることがわかります。

本白書を発表しているアニコム損害保険株式会社のホームページによれば、鳥類のペットとして人気のあるセキセイインコの寿命は約10年ほどと言われています。

ペットと長く過ごすためにはそれなりの出費があることを、飼育する前にあらかじめ認識しておく必要があるでしょう。

参考資料

LIMO編集部