3. 40歳代・50歳代「おひとりさま」の貯蓄は進んでいない傾向

40歳代・50歳代の貯蓄額の平均は40歳代が883万円、50歳代で1087万でした。平均は一見高いものの、中央値は40歳代が85万円、50歳代では30万円となっており、貯蓄が思うように進んでいない人が多いことが分かりました。

また、貯蓄額ごとの世帯割合一覧では、40歳代の33.3%、50歳代の40.2%が金融資産非保有となっており、40歳代・50歳代の貯蓄状況は順調ではないといえます。

いきなり大きく収入を増やすことはできませんが、まだ老後を迎えるまでは時間があります。日々の支出を見返して、削減できる固定費を見つけたり、毎月少しずつ積み立てをしてみるなど、将来に向けてできることから準備をしてみてはいかがでしょうか。

参考資料

石川 晴香