2. 「新潟県魚沼市」で撮影された芋川隧道
投稿者のあずさ2号さんに撮影地を尋ねると「芋川隧道と言うトンネルで、新潟県魚沼市にあるトンネル跡となります」と教えてくれました。
「ポストの通り小学生の通学路ともなっていたトンネルで、このトンネルの存在が市町村の分離合併にも影響していたりします」と明かします。
あづさ2号さんはポストに続く形で「新潟県中越地方の丘陵部だと雪深い時期でも安全に山越えできるように集落住民によって掘られたトンネルが幾つもある。その代表たるが旧国道291号の中山隧道」と写真を添えて紹介。
あずさ2号さんいわくこの中山隧道は、話題となった「芋川隧道建設」に大きく影響を与えたそう。一説では、全長877mの中山隧道の完成に刺激された芋川地区の住民が、芋川隧道の建設にあたったとされています。
3. 土木遺産のひとつである中山隧道
「日本一長い手掘りの隧道」として知られている、中山隧道。
昭和初期に、地域の住民達がツルハシで掘って完成させた隧道(トンネル)といわれており、現在もツルハシの痕跡などが残っているそうです。
そんな中山隧道は、先人達がつくった歴史を伝えてくれる貴重な土木遺産。平成18年には「土木学会選奨土木遺産」に選ばれています。
今はこれでも昔は小学生の通学路だったんですよ。 pic.twitter.com/1TyaAdXweU
— あづさ2号 (@adusa2gou) July 19, 2025
4. 新潟県の県内総生産は名目9兆429億円
新潟県で撮影されたトンネルが話題となったことに関連し、ここからは新潟県についての情報も紹介します。
新潟県は総面積約1万2583平方キロメートルを誇る「日本で5番目に広い都市」として知られており、人口は約212万6000人ほどとなっています。2022年度の県内総生産は名目9兆429億円、1人当たりの県民所得は293万4000円となっています。
新潟県は「四季の変化」がはっきりと感じられる地域。国天然記念物である「小滝川ヒスイ峡」や、雪の絶景を楽しめる「湯沢高原スキー場」や「苗場ドラゴンドラ」といった名所が数多くあります。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「小学生の通学路だったトンネル跡地」を紹介しました。
投稿主の「@adusa2gou」さんは、今回ご紹介した写真のほかにもXで、廃道に関する情報等を投稿されています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
参考資料
小野田 裕太