高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。

そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そして労働者福祉中央協議会(中央労福協)が2024年10月に公表した、教育費に関する調査結果をご紹介します。

まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「8月・9月締め切り」の給付型奨学金2事業をご紹介していきます。

※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

1. 【返済不要の奨学金・8月締め切り】一般財団法人 篠原欣子記念財団「2026年度 しのはら財団 アメリカ留学奨学金(高校生)【予約型】 」

奨学金

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ご紹介するプログラムは、当プログラムは、グローバルな視点と先進技術を持ち合わせた次世代リーダーの育成を目的としています。
特に、経済的な事情でこれまでアメリカ留学を選択肢としてこなかった日本の若者に対して、その機会を提供したいという信念があります。

1.1 【返済不要の奨学金・8月締め切り】一般財団法人 篠原欣子記念財団「2026年度 しのはら財団 アメリカ留学奨学金(高校生)【予約型】 」

ご注意:こちらの募集は予約型奨学金です。2026年秋入学でアメリカ留学を予定している方を対象としています

【対象の課程】高等学校

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】2025年7月1日(火)~8月22日(金)

【支給人数】10人

【支給金額/人】年間500万円を上限   

【支給期間】最長4年

【成績制限】なし

【所得制限】あり

【修学支援制度との併用】

【他の給付型との併用】不可

【専攻分野】専攻分野の指定なし

【専攻分野の詳細】

【資格・条件】

  • 海外での学びを通じて視野を広げ、グローバルな視点で日本の課題に取り組む意欲があること
  • 技術革新に強い関心を持ち、それを通じて日本社会の変革に貢献したいという強い意志があること
  • 創造性・社会性を持ち合わせ、リーダーシップを発揮する意欲があること
  • 年に2回程度開催されるオンラインまたはオフライン交流会などに参加できること、動画などの提出含む広報活動に協力できること(留学開始まで、定期的な報告や交流会に参加いただく可能性があります)

<歓迎条件>
・AIやテクノロジー分野の専攻を志望すること
・Well-beingや社会貢献に関心があること

【募集団体】一般財団法人 篠原欣子記念財団

【奨学金概要】2026年度 しのはら財団 アメリカ留学奨学金(高校生)【予約型】 (ガクシーのHP内に記載の奨学金詳細ページに遷移します)