3. 競馬や乗馬で活躍する「軽種馬」の出身地は?生産地と農業産出額について

軽種馬の生産頭数は北海道日高地域が約8割を占める

軽種馬の生産頭数は北海道日高地域が約8割を占める

Fotema/shutterstock.com

ここからは、記事の話題にちなんで競馬や乗馬で活躍する「軽種馬(けいしゅば)」と呼ばれる馬の産地についてご紹介します。

農林水産省畜産局が発表している「馬産地をめぐる情勢(令和7年5月)」によると、令和6年の国内における軽種馬生産頭数は7925頭で、そのうちの約98%を北海道の日高地域・胆振地域・十勝地域が占めています。

特に、日高地域の生産頭数は全国の約79%(6242頭)にものぼり、軽種馬生産が地域の主要産業にもなっています。

この地域における近年の軽種馬の農業生産額を示したのが下記データです。

【日高地域における軽種馬の農業産出額】

  • 平成18年:294億9000万円
  • 平成29年:226億5000万円
  • 平成30年:226億5000万円
  • 令和元年:211億2000万円
  • 令和2年:230億8000万円
  • 令和3年:267億4000万円
  • 令和4年:307億6000万円
  • 令和5年:328億7000万円

データから、軽種馬の農業産出額は伸び続ける傾向にあることがわかります。

今後も、日高地域出身の軽種馬が競馬や乗馬で多く活躍するのではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか。今回はXで話題になっている「ご飯を待つ馬とヤギのかわいい姿」をご紹介しました。

参考資料

LIMOどうぶつ部