iDeCoでは、投資信託だけではなく、預金や保険といった貯蓄性のある商品も含まれていることから、リスクをとって運用したい人だけではなく、安全に運用したいという人のニーズも満たしてくれます。それでいて、節税効果があるという制度です。

iDeCoを活用できて税金面でメリットがある人はいますぐ活用すべき制度といえます。

毎月お金を貯められない人は必見の財形貯蓄シリーズ

勤務先が財形制度を導入している場合には、「一般財形貯蓄」「財形住宅貯蓄」「財形年金貯蓄」などが活用できます。

財形制度では積立金を毎月の給料やボーナスから天引きできるので、「毎月継続してお金を貯めることができない」という人でも、きっちりと積み立てていくことができます。「うっかりして積み立て忘れた」ということがなくなります。

「一般財形貯蓄」には非課税優遇措置はありませんが、「財形住宅貯蓄」と「財形年金貯蓄」は合わせて貯蓄残高550万円にまで利子などに税金がかかりません。ただし、それぞれ積立期間が5年以上必要です。

「財形住宅貯蓄」は資金の使い道が住宅の建設や購入、工事費が一定額を超えるリフォームに等限定されています。「財形年金貯蓄」では、受取期間が満60歳以降に5年以上20年以内(保険の場合には、終身受取も可能)といずれも制限や制約がある点には注意が必要です。

保険と貯蓄の機能を持つ貯蓄型保険

「投資信託や株式といった有価証券投資はちょっと(リスクがよくわからなくて)怖い」という方もいるのではないでしょうか。