1.2 銀行による資産運用提案のため
1000万円以上の預金を保有する顧客は、銀行にとって重要な資産運用ニーズがあるとみなされる対象層です。
とくに低金利環境下では、預金だけで資産を増やすのは困難です。
銀行側も「お金を働かせる」選択肢として、投資信託や外貨預金、保険商品などを提案する傾向があります。
さらに、預金額が一定額を超えると、プライベートバンキング部門や資産運用アドバイザーが専任でつき、相続対策・税務対策などを含むより包括的な資産管理の提案がされることもあります。
これらの提案は、有益な情報を含んでいますが、銀行側の営業目的であることを理解し、自分にとって本当に必要な商品かどうかを慎重に見極めましょう。