2. 狭い庭でも育てやすいのは、どんなつるバラ?
2.1 枝の伸びが穏やか
狭い庭でつるバラを育てる場合は、枝の伸びが緩やかで、樹高があまり高くならない品種を選びましょう。比較的コンパクトな樹形のバラは、限られたスペースに無理なく収まり、隣家や通路へ侵入する心配があまりありません。
2.2 枝がしなやかでトゲが少ない
誘引の際に枝を細かく配置したり、複雑な形に整えたりすることが多いため、枝が柔らかく曲げやすい品種がオススメ。また、トゲが少ないバラを選べば、ストレスなく誘引できるとともに、お子様やペットがいる家庭でも安心して栽培できます。
2.3 花付きがよく返り咲き性がある
限られたスペースでも華やかさを演出するためには、花付きがよく、小輪でも房咲きしてボリューミーな品種が適しています。また、一株でも長い間花を楽しめるように、春だけでなく、夏以降も繰り返し花を咲かせる四季咲き性の品種を選びましょう。
2.4 耐病性が高い
狭い庭では植物が密集しやすく、風通しが悪くなるため、病害虫が発生しやすい環境になりがちです。そのため、黒星病やうどんこ病などの病気に強い、丈夫な品種を選ぶことが大切です。