2. 「アンティーク雑貨が似合う多年草」選び方のコツ

アンティーク雑貨が似合う多年草とは?

ブリキのじょうろや古びた素焼きの鉢が置かれた庭

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2.1 落ち着いた色合いと質感

アンティーク雑貨が持つ独特の風合いと調和するのは、くすみのあるアースカラーやパステルカラー。ホワイト・グリーン・パープル・ブルーなど、落ち着いた色合いの花や葉を持つ植物です。

派手すぎない色彩が、古びたブリキや錆びたアイアンとしっくりなじみ、空間に深みを与えます。また、ベルベットのような手触りや、少しくすんだマットな質感の葉も、アンティークの温もりと相性バツグンです。

2.2 自然で野趣あふれる草姿

アンティークガーデンの魅力は、作り込みすぎない自然な雰囲気にあります。植物も、風にそよぐようなナチュラルなタイプがお似合い。

小さめの花が群れて咲く植物や穂状に咲く花は、素朴で可憐な印象を与え、古びた雑貨が隣にあっても違和感なく溶け込みます。

2.3 ローメンテナンスで長く楽しめる

長い年月を経たアンティーク雑貨と同じように、植物もあまり手をかけずに何年も咲き続ける多年草を選ぶのがオススメ。

毎年芽吹き、年々大きく育つ植物は、四季の移ろいとともに姿を変え、庭に安定感と深みをもたらします。