2. 【駐車場で激変する家の間取り】4台駐車を希望した場合の家、採光がポイント
今回のお客様Yさんは、東接道の約50坪の土地に注文住宅を建てる予定。
横12メートル、奥行約14メートルです。
車必須の地域のため「来客時のことも考えてなるべく多く駐車場を確保しておきたい。駐車できる台数が多いに越したことはないから」と伝えるYさん。
この時に、
「4台分の駐車スペースがマストなのか」
「理想は4台だけど、実際は3台分でも間に合うのか」
「縦列駐車も可能かどうか」
など、駐車場についての希望の伝え方次第で、実際の住宅の間取りや費用にも大きく影響すると語る3Dめがねさん。
駐車場は、思っている以上に間取りに影響を与えるようです。
そこで、駐車場の使い方別に細かくシミュレーションしてみます。
当初の希望通り「多ければ多いほどよい」4台分の駐車スペースを確保した場合、1階のLDKの掃き出し窓が日陰になってしまうため、吹き抜けを作り、2階の窓から採光をするシミュレーションになります。
ただし、これは限界があって奥のキッチンまでは光が届かず。
「あーなんか暗そう」
と思わず本音が飛び出すYさんご一家。
4台分を確保すると、このようなデメリットもあるのですね。
続いて「理想は4台分の駐車スペースだけど、3台分でもOK」とした場合のシミュレーション。この場合は縦列駐車無しのパターンです。
1台分駐車スペースが減ることで、家のスペースが増えました!
十分な日光も確保。うん、なんか良さそうですね!