2. 【2025年度】年金額は前年度と比べ「1.9％増額改定」されています
増額改定により、2025年4月支給分から公的年金は前年度比で1.9％引き上げられました。
以下に、2025年度における国民年金および厚生年金の支給額例を示します。
2.1 【2025年度】国民年金と厚生年金の年金額例はいくら？
- 国民年金（老齢基礎年金（満額））：6万9308円（+1308円）
- 厚生年金：23万2784円（夫婦2人分）（+4412円）
※昭和31年４月１日以前生まれの方の老齢基礎年金の満額は月額6万9108円（対前年度比＋1300円）
※厚生年金は「男性の平均的な収入（平均標準報酬（賞与含む月額換算）45万5000円）」で40年間就業した場合に受け取り始める年金（老齢厚生年金と２人分の老齢基礎年金（満額））の給付水準
2.2 増額改定後の「2025年度の年金」はいつ振り込まれた？
公的年金は、支給月の前々月分と前月分をまとめて受け取る仕組みです。
このため、増額後の初回支給は6月13日（金）で、4月分と5月分がまとめて振り込まれました。
次回の年金支給日も忘れずに確認しておきましょう。
公的年金の支給日：支給対象月
- 2025年2月14日（金）：12月・1月
- 2025年4月15日（火） ：2月・3月分
- 2025年6月13日（金） ：4月・5月分
- 2025年8月15日（金） ：6月・7月分
- 2025年10月15日（水） ：8月・9月分
- 2025年12月15日（月） ：10月・11月分
次回の年金支給日は、10月15日（水）です。
では、シニア世代が受け取っている平均的な年金月額はどの程度なのでしょうか。
