金融資産を世帯で平均1000万円をもっているニッポン

今回の調査では、金融商品を「いずれも保有していない」と回答した比率は1.6%となっています。運用のために預貯金を含めて金融資産を持っていない世帯が約2%もあるということが分かります。

今後は世代にもよりますが、老後に自分が思ったよりも長生きすることなどの状況を含めて資産形成には注目が集まってくるのではないでしょうか。

資産運用としての預貯金がいまだ比率が高いこともわかりましたが、保険に関しても終身保険や養老保険といった貯蓄型保険などが好まれる傾向もあります。

金融資産のリスク度はそれぞれ異なるものの、老後資金の準備にどのような資産配分(アセットアロケーション)をすればよいかに注目が集まりそうです。

【参考資料】

知るぽると(金融広報中央委員会:事務局 日本銀行情報サービス局内)「家計の金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査](2018年)

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。Twitter:SatooshiX