2. 粘土の貝殻は「完成品ではない」

ピヨノメさんによると、話題となった粘土の貝殻は、完成品ではないのだとか。シリコンゴムで型を取るための原型として、制作したものだったといいます。

「完成品はこれから順次発表になります…! 夏らしく美味しそうなアクセサリーに仕上がる予定になっておりますので、楽しみにお待ちいただければと思います!」と話します。かかった作業時間をうかがうと「1つ1時間程度だったと記憶しています」とのこと。

かわいい貝殻

出所:@cray_G_lady

続けて「型を取って複製するための原型なので、小さな粗も見逃さず仕上げていく必要がありました。8割出来上がった段階でも致命的な部分があれば最初から練り直す…みたいな事を複数回繰り返しました。それに加えて、粘土が乾くまで3〜4日ほど必要です」と詳しく教えてくれました。

粘土で作られた貝殻を目にして、思わず驚いた人は多い様子。

投稿には「かなりどころかすごく上手い!」「絶対に忘れるな、こんな秀でた才能」「え?これが粘土?既製品じゃないの?すごい」「滑らかできれい」といった感想が相次いでいます。そんなピヨノメさんが手掛けた素敵な作品は、ピヨノメ造形舎オンラインショップで販売されています。

3. ハンドメイド作品の販売における収入金額は

ハンドメイドにまつわるポストが話題となったことに関連し、ハンドメイド作品の販売における収入金額について紹介します。日本デザインプランナー協会がおこなった「ハンドメイド作品の販売に関する調査」をもとに見ていきましょう。

「ハンドメイド作品の販売における1ヶ月の収入を教えてください」という問いに対し、40.7%が「0円」と回答。「~5000円」は42.6%、「5001円~1万円」が10.2%、「1万円~2万円」が6.5%でした。

この結果を見ると、全体のおよそ4割は収入が0円、全体のおよそ6割は2万円までの収入があることがわかります。

いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「粘土で作った貝殻」を紹介しました。

投稿主の「@cray_G_lady」さんは、今回ご紹介した写真のほかにもXで、粘土で作った素敵な作品の写真を投稿されています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

参考資料

小野田 裕太