シリーズでお送りしている「個人投資家向け株主優待研究」。
株主優待は各企業の決算期が関係します。ここでは決算期が近く、投資家の注目が集まる銘柄情報をピックアップしてお届けします!
今回は2023年1月31日が中間決算となる「鳥貴族ホールディングス」です。
つみたてNISAやiDeCoを活用した「投資信託」も何かと話題ですが、株式投資にも目を向けてみませんか?「消費者目線」で株主優待を楽しむ根強いファンも多くいます。
今回は、株主優待の内容とともに、株式投資を始める際の注意点についてもお伝えします。株式投資のメリットとデメリットを知った上で、優待ライフを楽しんでいけるとよいですね。
さっそく、鳥貴族ホールディングスの株主優待制度についてみていきましょう。
1. 鳥貴族ホールディングス「株主優待制度の概要」
1.1 鳥貴族ホールディングスの優待対象
- 毎年1月31日・7月31日現在の株主名簿に記載のある株主
1.2 鳥貴族ホールディングスの優待内容
- 1年間に2回、以下のとおり、お食事ご優待券が発行され、各株主に贈呈されます。
1.3 鳥貴族ホールディングスの優待基準
株主優待券は、以下の店舗にて飲食代金として利用できます。
- 「鳥貴族」全店
- 「鳥貴族 大倉家」「鳥貴族 中西家」「鳥貴族 青木家」
- 「TORIKI BURGER 」全店
1.4 鳥貴族ホールディングスの優待の注意事項(一部抜粋)
株主優待券の利用期間は、以下のとおりです。
- 7月末基準日の株主様:同年11月~翌年4月末までの半年間
- 1月末基準日の株主様:同年5月~10月末までの半年間
※その他、利用条件などの詳細は、鳥貴族ホールディングス「株主優待」より、最新の情報をご確認ください。
2. 【鳥貴族ホールディングス】上場企業の株主になるための手続きとは
まず、証券会社に口座を開設し、株式を購入する必要があります。店舗のある証券会社、インターネット証券会社など、投資家自身の利用スタイルによって使い分けるとよいですね。
口座開設から投資判断、売却タイミングの意思決定などをすべて自分で判断できる!という方であれば、インターネット証券会社が便利でしょう。
銘柄選びなど、投資アドバイスが欲しい場合は、アドバイザーがいる店舗型証券会社を選ぶと心強いかもしれません。
3. 【鳥貴族ホールディングス】株主優待制度にトライするときの注意点
ここからは株主優待を手にする前に、ぜひ知っておきたい一般的な注意点を紹介していきます。
3.1 「権利確定日」と「権利付き最終日」を意識しよう
株主優待を受けるためには「権利確定日」(たとえば、半期及び通期の決算日)や「権利付き最終日」を意識する必要が
あります。
決算期の最終日当日に株式を購入しても、「株主権利確定日」の株主名簿に株主として名前が載りません。株主情報を反映するのに2営業日必要とするためです。
よって、株主優待をゲットしたい場合は、「権利付き最終日(※)」までに取引をしておく必要があります。
※権利付き最終日:株主がその株式を保有することで株主優待などの株主権利を受けることができる最終売買日
ちなみに、権利付き最終日の翌営業日は「権利落ち日」と呼ばれます。この日以降に株式を売却しても、株主優待を受け取る権利があります。
3.2. 【鳥貴族ホールディングス】株主優待を受けるには、いつまでに株式を購入すればいいの?(2023年1月31日決算)
権利確定日:この日までに株主名簿に名前が載っている必要があります。
権利付き最終日:権利確定日の2営業日前!(この日までに株式を保有している必要があります)
権利落ち日:権利付最終日の翌営業日
3.3 株式投資は「リスク性資産」
優待内容につい目が行きがちですが、株式投資には株価変動リスクや倒産リスクがあることも心得ておく必要があります。
株主優待と同様に、配当に期待される投資家も多いのですが、配当は原則として、最終利益の中から分配されるものです。
投資先の企業の業績が悪化すれば、配当が減ったり(減配)や配当がなくなったり(無配)する可能性も。また、株主優待の内容も業績しだいで変更されることがあります。
株主優待の内容もさることながら、投資対象として成立するか?という視点も持っておきましょう。
鳥貴族ホールディングスの株主優待をチェック
株主優待は、上場企業の株主になってはじめて手にすることができます。ただ、株主優待を手にするということは、つまり、その企業に「投資」をしているわけです。
「優待の内容は魅力的でも、投資先としてはいまひとつ」だった場合、塩漬け状態の銘柄を抱えてしまうケースも珍しくありません。
株価指標(PER・PBR・ROEなど)を参考にするほか、企業の業績などに関するニュースにもアンテナをはりながら、銘柄のオトク度を見極めていけるとよいですね。
株・投信初心者必見!証券口座開設を検討の方へおススメ証券会社3選 [PR]
楽天証券「今や新規開設No.1のネット証券」
ご存じ楽天グループの証券会社。
2021年の総合口座、NISA、iDeCoの新規口座開設はNo.1!
現在、日本で最も勢いのあるネット証券といえます。SBI証券「日本のネット証券の価格リーダー」
今や日本を代表する証券会社となったSBI証券。 ネット証券の歴史を見れば取引手数料引き下げの最大の功労者。
個人投資家の味方です。
SBI証券に口座を持っていれば様々な環境の変化があっても取引手数料では安心感あり。マネックス証券「銘柄探しができる機能が使える」
ゴールドマン・サックス証券出身の松本大氏が創業。
有力な銘柄を検索できる「銘柄スカウター」が無料で使える!
米国株の品ぞろえは豊富。株や投信で投資を始めるなら早いほうがいい
ネット証券の比較いかがでしたでしょうか。
「たった3社の選択肢でも決められない!」という方もいるかもしれません。
いずれにせよ、思い立ったが吉日!
まだ証券口座を開設していないという方はこの機会に口座開設から始めてはいかがでしょうか。
口座開設は無料です。参考プレスリリース
- 楽天証券「楽天証券、NISA・iDeCo 2021年新規口座開設が業界最多に!」2022年3月30日
制作:NP・UX推進室
参考資料
- 鳥貴族ホールディングス「株主優待」
LIMO編集部