2. アンコウの仲間の「アカグツ」と琵琶のような甲羅が特徴の「ビワガ二」
アカグツは日本近海の海底にも住むアンコウの仲間で、平たい体に無数のとげがあるのが特徴です。
味のいい魚ではあるものの、まとまって揚がることはなく、またトゲが多く調理しづらいことから、食用で流通することはほとんどないそう。
@MLavcaさんは漁師さんから一般には出回らない魚を集めた「変なお魚BOX」を購入し、その中に入っていた一匹がアカグツだったそうです。
そんなアカグツの口の中から出てきたのがビワガ二。名前の通り、琵琶のような丸みを帯びた甲羅が特徴のカニです。
@MLavcaさんにビワガニを発見したときの心境を伺うと、「アカグツの口の中に何か入っていたので、寄生虫かな?と取り出したらビワガニでした。『なにこれ?え?!もしかしてビワガニ!?ビワガニだー!!!』と大歓喜しました。ビワガニの名前は知っていましたが実物を見るのは初めてだったのでとてもうれしかったです。こんな出会い方をするとは夢にも思っていませんでした笑」と話してくれました。
また、その後のビワガニについては、「食べてみたい欲求と葛藤しながら、貴重なので標本にしようと冷凍中です。うっかり食べないように気をつけます」とのこと。
この投稿には、「初めてみた」「ビワガニかわいい」「ほんとにビワみたい」「カニもかわいいけど、アカグツが驚いてるみたいでかわいい」といったコメントが続々と寄せられてポストは盛り上がっています。
えー!!!まさかの!!
— 深海魚ブランドLavca.m (@MLavca) May 21, 2025
アカグツの口の中からビワガニ出てきたんだけどー😳!!!!!!
初めてみた!!嬉しい!!
面白いカニ🦀だなぁ〜 pic.twitter.com/D6CCyh6vJZ
3. 「カニ」の年間支出金額が高い都市は鳥取市
アカグツから出てきたビワガ二が話題となったことに関連し、ここからは1世帯当たりの「カニ」の年間支出金額が高い都市を紹介します。
総務省統計局が公表した「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2022年(令和4年)~2024年(令和6年)平均)」によると、カニの消費金額が最も高いのは鳥取市の4602円。
次いで福井市の4001円、和歌山市の3187円がランクインしており、全国平均は1646円でした。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「アカグツから出てきたビワガ二」を紹介しました。
投稿主の@MLavcaさんは深海魚愛好家として活動しており、Xアカウントでは面白い海の生き物を紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
参考資料
小野田 裕太