ダイソーのオーブン粘土で、国宝の掛け軸に描かれた人形の水差しを再現。その圧倒的な完成度が、X上で話題となっています。投稿したのは、Xユーザーの中田文花さん(@nakatabuncho)です。
当ポストには2025年5月27日時点で8.9万件を超えるいいねが集まり、「鑑定団に出そう♪」「このクオリティ震える…」といった多くのコメントが寄せられています。
記事の内容にちなんで、100円ショップの1回あたりの購入金額についても紹介していますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
※記事内の画像は【写真2枚】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. ダイソーの粘土で作ったリアルすぎる人形とは…
「あの~、ダイソーのオーブン粘土で作ったんですけど、東洋陶磁美術館にありそうなんできたw」というコメントとともに投稿された1枚の写真。そこには「【童子型水滴】文花作」と添えられた人形が写っていました。
薬師寺の国宝「慈恩大師像」を見ていた日本画家の中田文花さん。隅の方に描かれた人形型の水差しのかわいさに惹かれ、自分で作ってみることにしたのだそうです。
手軽に購入できる「ダイソーのオーブン粘土」を材料として制作したところ、美術館の展示物としても違和感のない人形が誕生したのだとか…!
水を入れるためには焼き物にする必要があり、オーブン粘土を使用したとのこと。歴史さえ感じさせる趣ある作品と、100円ショップの材料というギャップに驚かされますね。
制作時のこだわりとして「モチーフとなった絵画にいかに似せるか、髪型や装束、表情、福耳、猫背などです」と、ポイントを挙げてくれました。身近な素材でも、作り手の熱意や技術によって素敵なアートになるのですね。