1.1 公立と私立の差はどれくらい?ポイントは小学校
幼稚園から高校までの、公私比率(公立に対する私立の学習費の比率)は以下の通りです。
- 幼稚園:1.9倍
- 小学校:5.4倍
- 中学校:2.9倍
- 高校:1.7倍
公立と私立の学習費の差が最も大きいのは小学校で、その倍率は5.4倍にもおよびます。
次点の中学校が2.9倍であることからも、小学校の公私比率の大きさがよくわかります。
1.2 公立と私立の組み合わせで様々なモデルケースを比較
同調査において、幼稚園から高校まで全て公立に通った場合、幼稚園のみ私立に通った場合、幼稚園と高校のみ私立に通った場合、全て私立に通った場合のモデルケースが紹介されています。
やはり、公立小学校を選ぶか、私立小学校を選ぶかによって、教育費の総額が大きく異なっています。
- 幼稚園から高校まで全て公立に通った場合:596万円
- 幼稚園のみ私立に通った場合:647万円
- 幼稚園と高校のみ私立に通った場合:776万円
- 全て私立に通った場合:1976万円