新年度に突入し、約2ヶ月が経ちました。
受験生の子どもがいるけど、まだ公立と私立のどちらに進むか悩んでいる、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
公立と私立では、教育費に大きな差があります。
ここで重要なのは、直近数年の短期的な支出にとらわれず、幼稚園から高校までの長期的な支出をイメージすることです。
今回は学習費調査をもとに、幼稚園から高校までにかかる教育費について、特に公立と私立の差に注目して解説します。
1. 公立と私立で教育費の差はどれくらい？
文部科学省の「令和5年分 子供の学習費調査の結果について」から、幼稚園～高校の公立と私立における学習費（年間総額）をみていきます。
- 幼稚園：公立18万4646円・私立34万7338円
- 小学校：公立33万6265円・私立182万8112円
- 中学校：公立54万2475円・私立156万359円
- 高等学校：公立59万7752円・私立103万283円
