恋人や友人、家族などの親しい間柄での話し合いでは、当たり前ですが、仕事とは違って目的や期限、意思決定の責任者がハッキリしていないことがほとんどです。そのため、アイデアが出すぎて混乱したり、感情的な口ゲンカになったりしやすい傾向にあります。また、相手のことを思いやるあまり、お互いが損をしてしまうケースもあります。そんなときに役立つのが、人の話し合いを科学的に分析する「交渉学」の知識です。この記事では、『おとしどころの見つけ方 世界一やさしい交渉学入門』の著者で、交渉学の本場である米国マサチューセッツ工科大学で学んだ、交渉学・合意形成論の専門家である松浦正浩先生が、「親しい間柄での話し合い」に有効な交渉学のメソッドを紹介します。