ソフトバンクGが久々の大幅高! 日経平均株価は3日続伸

【東京株式市場】 2018年11月27日

株式市場の振り返り-日経平均株価は2カ月弱ぶりとなる3日続伸

2018年11月27日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,952円(+140円、+0.6%) 3日続伸
  • TOPIX 1,644.1(+11.9、+0.7%) 3日続伸
  • 東証マザーズ総合指数 975.0(+10.5、+1.1%) 3日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,509、値下がり銘柄数:526、変わらず:80
  • 値上がり業種数:30、値下がり業種数:3
  • 年初来高値更新銘柄数:24、年初来安値更新銘柄数:31

東証1部の出来高は13億2,598万株、売買代金は2兆3,149億円(概算)となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は小幅増加となっています。米国株の大幅反発や円安進行を受けてリスクオンモードが強まりましたが、週末から始まるG20を控えて積極的な売買はなかったようです。売買代金は6日連続で2兆5,000億円を下回りました。

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そのような中、日経平均株価は狭いレンジでの底堅い値動きとなりました。寄り付きから高く推移しましたが、前場の半ばには一時+4円高まで上げ幅を縮小するなど軟調な値動きも予想されました。しかし、その後は切り返して後場の半ばに一時+194円高となり、取引時間中としては11月12日以来となる22,000円台乗せの場面も見られています。

最後はやや失速して22,000円を割り込みましたが、3日続伸で終わりました。

ちなみに、日経平均株価が3日続伸となるのは、9月28日~10月2日に記録して以来のことです。たった3日続伸が約2カ月間もなかったことに、今回の株価調整局面の厳しさが表れていると言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日続伸となりました。

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東証マザーズ総合指数は3日続伸、売買代金は11日連続で1,000億円割れの薄商い

東証マザーズの出来高は3,664万株、売買代金は618億円となりました。出来高は前日より増えましたが、売買代金は小幅減少でした。新興市場では個人投資家の物色意欲回復が遅れており、出来高は4日連続で4,000万株を下回る低調な商いとなり、売買代金は11日連続で1,000億円を割り込んでいます。

ただ、総合指数は+1%超高となる3日続伸となりました。再び1,000ポイント回復が近づきましたが、引き続き個人投資家の物色意欲の回復が大きなカギになりそうです。

ユニーファミマHDが7日連続の年初来高値更新、武田薬品工業は年初来安値更新

個別銘柄では、株価上昇が続くユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)が値を上げて7日連続で年初来高値を更新しました。

また、ソフトバンクグループ(9984)が久しぶりの大幅高となり、東京エレクトロン(8035)やKDDI(9433)も堅調に推移しています。

その他では、富士フイルムホールディングス(4901)が大幅上昇となり、最近は株価低迷が続いていたZOZO(3092)も一時+7%高に迫る急騰となったことが目を引きました。

なお、前日まで売りに押されていた銀行株は、りそなホールディングス(8308)が大幅高になるなど、総じて買い戻されています。

一方、主力医薬品株の一角が大きく売られ、塩野義製薬(4507)が▲5%超安の急落となり、武田薬品工業(4502)は年初来安値を更新しました。

また、ファーストリテイリング(9983)が大きく値を下げ、花王(4452)や資生堂(4911)も冴えない値動きとなっています。

新興市場(東証マザーズ)では、サンバイオ(4592)が大幅高となって時価総額首位を守った一方、前日に第2位へ転落したメルカリ(4385)は3日続落となり、公開価格(3,000円)を大きく割り込んだままとなっています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。