4.3 【国民年金一覧表】80歳代(80〜89歳)

【国民年金一覧表】80歳代(80〜89歳)

80歳代の国民年金額

出所:厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

  • 80歳:国民年金5万6736円
  • 81歳:国民年金5万6487円
  • 82歳:国民年金5万6351円
  • 83歳:国民年金5万8112円
  • 84歳:国民年金5万7879円
  • 85歳:国民年金5万7693円
  • 86歳:国民年金5万7685円
  • 87歳:国民年金5万7244円
  • 88歳:国民年金5万7076円
  • 89歳:国民年金5万6796円

4.4 【国民年金一覧表】90歳以上

【国民年金一覧表】90歳以上

90歳代の国民年金額

出所:厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

  • 90歳以上:国民年金5万3621円

※65歳未満で受給している国民年金の受給者は繰上げ受給を選択した方。

65歳以降の国民年金の平均月額はいずれの年齢も5万円台でした。

5. 年金収入だけでゆとりある老後を送るのは難しいのが現状

老後にどれくらいの年金を受け取れるかは、今の現役世代にとって不安のひとつかもしれません。

今回は、現シニア世代の年金受給額の平均を見てきましたが、年金収入だけでゆとりある老後を送るのは難しいといえるでしょう。

だからこそ、老後に備えて、現役のうちから計画的に資産を築いておくことがとても大切です。

近年では、債券や投資信託といった金融商品を活用し、長期的な視点で資産形成に取り組む人も増えてきました。ただし、運用には元本割れなどのリスクも伴うため、自身のライフプランやリスク許容度をしっかり考慮したうえで判断することが求められます。

老後のための資産形成に迷ったら、専門資格を持ったお金のプロに相談してみるのもひとつの手です。

理想のセカンドライフのために、今できることから始めてみましょう。

参考資料

橋本 優理