2. 年利5%での運用は現実的なのか
先ほど年利5%での運用を前提にシミュレーションしましたが、実際に年利5%での運用はできるのでしょうか。
もちろん投資なので保証はありませんが、過去の統計から年利5%での運用が現実的なのかを確認しましょう。
アメリカの大手企業500社を対象としたS&P500の過去28年間の平均リターンは、年利7.2%です。
年利5%を大きく上回っています。
また、日本の年金を運用するGPIFは国内外の債券や株式に分散投資していて過去23年間の平均運用利回りは年利4.24%です。
比較的リターンを狙いづらい債券にも半分投資していて年率4%を超えるリターンのため、年利5%での運用は決して難しい数字ではないでしょう。
もちろん投資に絶対はないため、将来の利回りは保証されません。そのため、一つの参考数値として考えてみてください。
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、SNSやWebコンテンツを通じて金融情報の発信を支援する株式会社ファイマケの代表を務める。