最後に、iDeCoって儲かるのかというお話です。まず大前提として、iDeCoはあくまで投資です。投資は損をすることもありえます。一般論として、どんなにいい投資信託でも、どんなにいい株でもマイナスになるときはマイナスになるのです。つまり、iDeCoって儲かるの?と訊かれたら、その人次第ということしか答えようがありません。

iDeCoのように、老後資金という目的のためにじっくり投資していく場合は、目先のところで儲かるか儲からないかで考えるのではなく、ゆっくり育てていくというイメージを持つようにしましょう。そうしておかないと、一部の商品に偏ってしまったり資産のバランスが偏ったりしてしまい、リスク分散ができなくなってしまいます。

まとめ

いかがでしか。iDeCoは老後資金をつくるという目的のためであれば、非常にすぐれた制度であることは間違いありません。しかしその裏には、政府からの「自分で年金をつくってね」というメッセージが隠されているかもしれません。自分で用意する年金、始めてみてはいかがでしょうか。

 

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LIMO編集部