さて、あなたはどんな瞬間に「自分が女である」ことを実感しますか。おしゃれをしたとき? 誰かにときめいたとき?
1日数分でいいので、「妻でも母でもない、女である自分」に戻る時間を作ってみましょう。足にペディキュアを塗る、スキンケアを丁寧にする、本を読む、自分の好きなテレビを見る、どんな些細なことでもかまいません。

「何をしたらいいのかわからない」というあなたは、その「何か」を模索する時間を作るのでもいいでしょう。大切なのは「私は今、私のためだけに時間を使っている」と実感すること。1日数分自分だけの時間を作る。それが積み重なったらきっと、「私は私」という大きな自信につながる何かが見えてくるかもしれません。

妻であること、母であることを除いたら、「私」という個体は空っぽだった…。くれぐれもそんな風に感じることがありませんように。

今でも葛藤しています

かくいう筆者も、妻であり母、そして女性、その狭間で揺れ動き、葛藤しています。もしかしたら、死ぬまで葛藤しているかもしれませんね。「よき妻である自分が一番好き」「よき母である自分に誇りを持っている」そう言えたらいいのですが、残念ながらよき妻、よき母ではないので胸を張ってそんな風には言えません。でも「女として輝きたい」そう思う自分がとても愛おしく、大好きなのです。

大中 千景