梅雨の風物詩として親しまれ、日ごとに移ろう花色や花姿が魅力のアジサイ。地植えだけでなく鉢植えでも楽しめるので、ベランダや玄関先で手軽に季節感を取り入れられます。
鉢植えにすれば限られたスペースでも自由にレイアウトでき、剪定や管理もしやすいのがメリット。今回は鉢植えアジサイのオススメ品種を、参考価格とともに紹介します。
記事最後には鉢植えアジサイの育て方もお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. この記事で紹介する「鉢植えアジサイ」にまつわるあれこれ
鉢植えアジサイのおすすめ品種と育て方をご紹介します1/7
Lapa Smile/shutterstock.com
- 鉢植えアジサイのオススメ品種5選
- 鉢植えアジサイの育て方
アジサイの花弁(花びら)のように見える部分は、正確には萼(がく)が変化した「装飾花」ですが、この記事では便宜上「花弁」と表記しています。
2. 玄関先やベランダがおしゃれに!鉢植えアジサイのオススメ品種5選
2.1 イチゴミルク
淡いピンクのグラデーションが愛らしい「イチゴミルク」2/7
筆者撮影
名前どおりまるでイチゴを混ぜたミルクのような、淡いピンクが愛らしいイチゴミルク。一重の手まり咲きで、ふんわりと丸みを帯びた姿が魅力です。
ピンクの花弁は中心から外側に向かってミルク色へと変化し、咲き進むごとに色合いの移ろいを楽しめます。甘さと柔らかさを感じさせる花姿で、鉢植えのギフトとしても人気です。
※参考価格:2500円~4000円前後(4号鉢)
2.2 カスミ
レースのような花姿と、淡いブルーが涼やかな「カスミ」3/7
筆者撮影
カスミはその名が表すように繊細な花弁がふんわりと咲き広がり、霞がかったような淡いトーンが魅力。花全体がレースのように見え、上品で涼やかな印象です。
卵型の花弁が八重咲きになり、大きさの異なる花がギッシリと密集。コンパクトな形でバランスよい株姿に整います。
※参考価格:2500円~4000円前後(4号鉢)
2.3 グリッター
個性的な花びらと花色の変化が楽しい「グリッター」4/7
筆者撮影
星のように尖った花弁が個性的なグリッター。咲き始めのうちは明るい緑色の花が、徐々に白に変化し、キラキラと輝くような明るさを放ちます。
さらに咲き進むと白の花弁に淡いブルーが混ざり、その後シックな秋色へ。神秘的な魅力があり、モダンな雰囲気のインテリアや洋風ガーデンにもよく合います。
※参考価格:2500円~4000円前後(4号鉢)
2.4 春よ恋
春らしい花色のナチュラルな花「春よ恋」5/7
筆者撮影
春よ恋は春の訪れを感じさせる明るく優しい花色。咲き始めは淡いピンクや白色で、徐々に濃淡が現れ、春らしい柔らかな雰囲気を演出します。
ガク咲きの花はやや小ぶりで、ナチュラルガーデンや和風の空間にもピッタリ。耐病性や耐寒性にも優れ、初心者にも安心して育てられます。
※参考価格:2500円~4000円前後(4号鉢)
2.5 ヒナマツリ・ルナ
愛らしい色合いのゴージャスな花「ヒナマツリ・ルナ」6/7
筆者撮影
八重咲きで白地に濃いピンクや赤の縁取りが愛らしいヒナマツリ・ルナ。こんもりとした手まり型の花房は、幾重にもなる花弁が豪華で、花弁のコントラストが鮮やかです。
花付きがよく花期も長いので、長期間ゴージャスな花を楽しめます。耐暑性が強く育てやすいので、ギフトにもおすすめです。
※参考価格:2500円~4000円前後(4号鉢)
3. 鉢植えアジサイが元気に咲く育て方
鉢植えアジサイの育て方をお伝えします7/7
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3.1 置き場所
鉢植えアジサイは花付きがよくなるように、春~初夏は日なたで育てます。真夏の強い直射日光に当てると葉焼けを起こすため、夏場は半日陰に移動すると安心。
ただ、店頭ではすでに開花した状態で販売されていることが多く、花の色があせたり花弁が焼けてしまったりするのを防ぐため、購入した年は明るい半日陰に置く方がよいでしょう。
3.2 水やり
アジサイは水を多く必要とする植物で、とくに鉢植えは土が乾きやすいため、水切れに注意しましょう。基本的には土の表面が乾いたタイミングで、涼しい時間にたっぷりと水を与えます。
乾燥しやすい夏は、朝と夕方の2回水やりが必要になることも。受け皿にたまった水は根腐れの原因になるため、こまめに捨てるようにしましょう。
3.3 肥料
肥料は春の新芽が伸びる時期と、花が終わった後に与えると効果的。緩効性の置き肥や液体肥料を使うと手軽に栄養を補えます。肥料をやりすぎると逆効果になることもあるため、使用量や頻度は表示を守って与えるようにしましょう。
3.4 剪定
アジサイの剪定は、花が咲き終わった直後から、遅くとも8月中旬までに済ませます。咲き終わった花の下の節で切り戻し、形を整えましょう。
枯れた枝や混み合った枝もこの時に整理すると、風通しがよくなり病気の予防にもつながります。
3.5 植え替え
開花した状態で購入した鉢苗はすでに根が長く伸びていることが多いため、花が咲き終わる6月下旬〜7月頃に、ひとまわり大きな鉢に植え替えるのがオススメ。ただし植え替え適期ではないため、なるべく土を崩さず、根を傷つけないようにしながら作業しましょう。
それ以降は2〜3年に1回を目安に落葉期に植え替えると根詰まりを防ぎ、元気に育ちます。落葉期に植え替える場合は、古い土を落として根をほぐし、新しい土に植え付けましょう。
4. 鉢植えアジサイで季節感のある暮らしを
アジサイは季節の移ろいとともに表情を変える魅力的な花。鉢植えなら場所を選ばず楽しめ、花色の変化や姿の違いを間近で味わえます。
手入れのコツを知っておけば、翌年も美しい花が咲き、暮らしに彩りを添えてくれるでしょう。インテリアとして飾ったり、贈り物にしたりして、鉢植えアジサイを楽しんでみませんか。