繊細で華やかな花姿から「ツル植物の女王」とも呼ばれ、多くの園芸愛好家に親しまれているクレマチス。品種や花色のバラエティーが豊富で、お気に入りの花を購入して植え付けておけば、毎年開花するのが魅力です。
また、フェンスや支柱にツルを誘引できるため、省スペースでも立体的でおしゃれな空間づくりが可能。広い庭がなくても、鉢植えのクレマチスを庭やベランダに置けば、美しい花を楽しめますよ。
今回は初心者にも安心して育てられる、鉢植えにオススメのクレマチスの品種を6つ、参考価格とともに紹介します。記事の後半では鉢植えクレマチスの育て方のコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. この記事で紹介する「鉢植えクレマチスを美しく育てるコツ」にまつわるあれこれ
鉢植えにおすすめの品種と、美しく育てるコツをお伝えします1/8
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- 初心者でも安心!鉢植えにオススメのクレマチス6選
- 鉢植えクレマチスの育て方《美しく咲かせる》5つのコツ
今回ご紹介するクレマチスはどれも晩春から秋にかけて開花する品種。長い期間、庭やベランダを彩ってくれますよ。
2. 初心者でも安心!鉢植えにオススメのクレマチス6選
2.1 ヌビア
ベルベット調の質感で高級感ある雰囲気の「ヌビア」2/8
筆者撮影
深みのある赤紫色の花が印象的なヌビア。花径は7〜10cmほどの中輪で、シックなベルベット調の質感が特徴です。
高級感あふれるたたずまいで、花芯のクリーム色とのコントラストが鮮やか。庭を落ち着いた雰囲気に演出します。
※参考価格:3000円~4000円前後(4号ポット苗)
2.2 ダッチェス・オブ・エジンバラ
存在感バツグンの優雅な花「ダッチェス・オブ・エジンバラ」3/8
筆者撮影
ダッチェス・オブ・エジンバラは、優雅な八重咲きの花が魅力的な大輪系のクレマチス。咲き始めは少しグリーンがかった白で、開花が進むにつれて純白へと変化します。
花径は10~15cmと大きく、存在感もバツグン。まるで花嫁のドレスのような姿で、優雅さと清楚さを兼ね備えています。
※参考価格:3000円~4000円前後(4号ポット苗)
2.3 マツリダイコ
花もちがよく花色の変化も楽しめる「マツリダイコ」4/8
筆者撮影
青紫色の八重咲きの花が春から秋まで長期間咲き続けるマツリダイコ。10〜15cmほどの大きな花はインパクトがあり、名前通り「祭り」のにぎやかさを連想させます。
花もちもよく、ひとつの花が長く咲き続けるのも特徴。咲き始めは中心部にグリーンが入ることもあり、花の変化を長く楽しめます。
※参考価格:3000円~4000円前後(4号ポット苗)
2.4 リトルマーメイド
個性的なアプリコットピンクの花がキュートな「リトルマーメイド」5/8
筆者撮影
リトルマーメイドはソフトなアプリコットピンクの花がキュート。10〜13cmほどの中大輪で、丸みを帯びた花弁がふんわりと開く姿は、まるで物語の中の人魚のように可憐でロマンチックです。
暑さがやや苦手なので、夏場は半日陰に置いて直射日光が当たらないように管理しましょう。
※参考価格:3000円~4000円前後(4号ポット苗)
2.5 ロイヤリティ
美しい紫色の高貴な雰囲気が魅力の「ロイヤリティ」6/8
筆者撮影
目が覚めるような色鮮やかな濃い紫色の花が咲くロイヤリティ。花径は約8~12cmと中輪サイズで、名前にふさわしい高貴な雰囲気を漂わせます。
耐寒性があり高温多湿にも比較的強いため、日本の気候でも育てやすい品種です。
※参考価格:3000円~4000円前後(4号ポット苗)
2.6 センノカゼ
細めの花びらが重なる優しい雰囲気「センノカゼ」7/8
筆者撮影
センノカゼは細めの花弁が軽やかに広がり、「風」を感じさせる優しいたたずまい。花径は6〜8cmほどの中輪ですが、花弁が幾重にもなりゴージャスな印象です。
ソフトな花色とナチュラルな雰囲気は、和風・洋風どちらの庭にもよくなじみ、涼しげで風情ある景色を作ってくれます。
※参考価格:3000円~4000円前後(4号ポット苗)
3. 鉢植えクレマチスの育て方《美しく咲かせる》5つのコツ
鉢植えクレマチスの育て方についてお伝えします8/8
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3.1 適切な置き場所
クレマチスは日当たりと風通しのよい環境を好む植物です。午前中に十分な日光が当たる場所で育てましょう。真夏には強い直射日光を避けて半日陰に移動したり、寒冷紗などで日差しを和らげたりすることで葉焼けを防げます。
3.2 水やり
鉢植えのクレマチスには、土の表面が乾いたらタップリと水を与えます。とくに花が咲いている間は水を多く欲しがるため、水切れには気をつけましょう。
3.3 用土と肥料
クレマチスには排水性と保水性を兼ね備えた土が必要です。赤玉土や腐葉土を混ぜたものがオススメですが、市販のクレマチス専用培養土でも手軽に育てられます。
植え付け時には緩効性肥料を混ぜ込み、その後も開花中は1~2ヵ月に1回程度追肥をおこないましょう。
3.4 剪定と花後の手入れ
花が終わった後は、種を作らないように花がらを早めに摘み取ってください。
剪定方法は品種によって異なります。新枝咲きの場合は古い枝を地面近くまで切り戻し、旧枝咲きの場合は前年の枝を残して剪定しましょう。購入したクレマチスの品種や剪定方法を確認してからお手入れすると安心です。
3.5 植え替え
鉢植えでは2年に1回程度植え替えをおこない、根詰まりや土の劣化を防ぎます。休眠期の12月~2月が植え替えの適期です。
植え替え時にはひと回り大きな鉢を用意して、長い根を切らないように気をつけながら植え込みましょう。
4. 鉢植えクレマチスで春の庭を華やかに
クレマチスは手軽に育てられるうえに豪華な花を咲かせる魅力的な植物。剪定や肥料など育て方のコツを押さえれば、毎年色鮮やかな花が咲き誇ります。
地植えだけでなく鉢植えでも育てられる柔軟性があり、小さなスペースでもその美しさを堪能できるのが魅力です。ガーデニング初心者にもピッタリなクレマチスで、庭を華やかに演出してみませんか。