2. 2025年5月12日発表の内容は?
今回発表された「景気ウォッチャー調査」について、まずは景気の現状判断DI(季節調整値)から3つのポイントにそって解説します。
2.1 ポイント①全体の景況感は4か月連続で悪化中
2025年4月のDIは合計が「42.6」で、前月から2.5ポイントも低下しました。
この低下は4か月連続で、景気の悪化傾向が続いています。
また、「DI=50」を下回っているので、「景気が悪い」と感じている人が多いことがわかります。
2.2 ポイント②すべての分野で50を下回る結果で景気悪化と感じている
「家計動向関連」「企業動向関連」「雇用関連」など、すべての分野でDIが低下しており、特に「小売関連」や「住宅関連」は、前月と比べて大きく悪化しているのがわかります。
お店の売上や住宅の購入意欲の低下が影響している結果ということですね。
2.3 ポイント③唯一「飲食関連」はやや回復の兆し
「飲食関連DI」は42.1で前月比+0.5ポイント上昇しています。
わずかですが、外食需要などが少し戻ってきている可能性に加えて、観光客の回復や行楽シーズンの影響も考えられます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)