ハードオフで販売されていた掘り出し物のテンキーがX上で話題になっています。
投稿したのは、Xユーザーの@taki_pc_1115さん。
当ポストは2025年5月8日時点で5万7000件を超えるいいねを集めるなど大きな反響を呼んでいます。
ハードオフにまつわる投稿が話題となったことに関連し、記事後半では中古品小売市場規模についても紹介します。
※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております
1. リユースショップ「ハードオフ」で100円で販売されていたテンキー
「ハードオフで一目惚れ。このテンキー全部がアルミ削り出し…100円だったので即決購入でした」というコメントとともに投稿されたのは、2枚の写真でした。
そこに収められていたのは、アルミ製の重厚感あるテンキー。
ボディのアルミの質感がかっこいいVAIOのテンキーが100円で販売されていたとは、驚きの掘り出し物ではないでしょうか。投稿主が「即決購入」したというのも納得ですね。
この投稿には、「これは良い買い物」「かっこよ!!」「往年のソニーのすごさを感じさせる一品ですね」「あったら絶対買っちゃう」「欲しすぎる」といった羨望の声が続出しました。
2. アルミ削り出しではなくダイキャストだったが…
投稿に寄せられたコメントによると、話題となったテンキーはSONYが2002年に発売した「PCGA-UTK1」。
投稿主の@taki_pc_1115さんはこのテンキーについてアルミニウム合金の塊を削って形成する「アルミ削り出し」だと記載していましたが、どうやらこの商品はアルミ削り出しではなくダイキャストで成型されたものだそう。
キートップとパネルはアルミニウム素材で、パネルには厚さ5mmの板材を使用。さらにキートップの文字は、アルミ素材の良さを損ねないために印刷ではなく刻印が採用されています。アルミ削り出しではないにしろ、随所にこだわりを感じるデザインですね。
そして気になる販売価格は、当時の予想小売価格で1万円前後。100円で購入できたとは、かなりの掘り出し物だったようですね。
投稿主の@taki_pc_1115さんは、こういった掘り出し物を求めて週に10店舗以上ハードオフ巡りをしているというハードオフマニア。Xアカウントではハードオフ巡りで手に入れた戦利品を多数投稿しています。
そんな@taki_pc_1115さんの戦利品報告には、「これだからハードオフ探検はやめられない」「ハードオフはたまにお宝発掘出来る」「久しぶりにハードオフ巡りしたくなってきた」といった「同士」からの声も多く寄せられ、ポストは盛り上がっています。
ハードオフで一目惚れ。
— TAKI (@taki_pc_1115) May 5, 2025
このテンキー全部がアルミ削り出し…
100円だったので即決購入でした。 pic.twitter.com/x3AhkZdZmm
3. 2022年の中古品小売市場規模は2兆8976億円
ハードオフで購入したテンキーが話題となったことに関連し、ここからは「中古品小売市場規模」を紹介します。
環境省が公表している資料によると、2022年における国内のリユース市場規模は2兆8976億円。市場規模は2009年の1兆1274億円から順調に増加しており、2025 年には3兆2500億円に達すると見込まれています。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「ハードオフ」の掘り出し物を紹介しました。
参考資料
小野田 裕太