来月になれば一般的には夏のボーナス時期。
ボーナス額を確認し、自身の年収を計算する……なんて方もいるのではないでしょうか。
物価高のいまにおいては「年収1000万円」に憧れる方もいると思いますが、日本の給与所得者の中で年収1000万円を超える人はどれくらいいるのでしょうか。
また、年収に影響を与える一要素である、業種や職種別の平均年収もみていきます。
1. 職種・業種別に平均年収一覧表をチェック
職種や業種で、平均年収は大きく異なります。
dodaが公表した「平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」から、職種および業種別の平均年収をチェックしていきましょう。
1.1 職種別の平均年収一覧表
平均年収の多い職種から並べると、以下のようになります。
- 専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人):611万円
- 企画/管理系:566万円
- 金融系専門職:474万円
- 営業系:469万円
- 技術系(電気/電子/機械):468万円
- 技術系(IT/通信):462万円
- 技術系(建築/土木):443万円
- 技術系(メディカル/化学/食品):407万円
- クリエイティブ系:392万円
- 事務/アシスタント系:350万円
- 販売/サービス系:339万円
専門職と販売/サービス系では平均年収に約270万円の差があります。ただし、実際には企業により違いがあるでしょう。
1.2 業種別の平均年収一覧表
平均年収の多い業種から並べると、以下の結果となります。
- 金融:491万円
- メーカー:481万円
- 総合商社:472万円
- IT/通信:460万円
- 建設/プラント/不動産:441万円
- 専門商社:439万円
- インターネット/広告/メディア:436万円
- メディカル:417万円
- サービス:388万円
- 小売/外食:366万円
1位の金融と10位の小売/外食では、平均年収に1.3倍程度の差があります。
こちらに関しても実際には企業により差はあります。