2025年5月8日、日経平均株価が0.41%の上昇、TOPIXは0.09%の上昇となりました。
今回は、医薬品業種に属する武田薬品工業(4502)の株価や時価総額といった市況を振り返るほか、終盤では基本的な会社の概要や、株式投資の用語なども解説します。
それでは、見ていきましょう。
1. 武田薬品工業の株式取引概況(株価・時価総額など)。毎日の動向をチェック!
それではまず、武田薬品工業の株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。
- 株価(終値):4,280円
- 前日比:▲0.83%
- 始値:4,363円
- 高値:4,376円
- 安値:4,262円
武田薬品工業は2025年5月8日、4,363円で取引をスタートし、4,376円の高値、4,262円の安値を付け、結局4,280円で取引を終了しました。
- 出来高:4,080,000株
- 時価総額:6,809,264百万円
- 売買代金:17,517百万円
- PER(会社予想):57.26倍
- PBR(実績ベース):0.91倍
- 配当利回り:4.58%
その結果、武田薬品工業の株価は2025年5月8日、前日比▲0.83%の下落となりました。
出来高は4,080,000株で、発行済株式における割合は0.26%となりました。
2025年5月8日終値時点での配当利回りは、4.58%となりました。
なお、日経平均株価は0.41%の上昇、TOPIXは0.09%の上昇でした。
2. 2025年3月期の連結決算を発表、2026年3月期の年間配当は4円増配へ
武田薬品工業は8日、2025年3月期の連結決算を発表しました。売上収益が前期比7.5%増の4兆5815億5100万円、営業利益は同60.0%増の3425億8600万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同25.1%減の1079億2800万円となりました。
2026年3月期の連結業績予想(実勢レートベース)は、売上収益が前期比1.1%減の4兆5300億円、営業利益は同38.7%増の4750億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同111.3%増の2280億円となる見込みです。
株主還元については、2026年3月期の年間配当を前期の196円から200円へと引き上げる方針です。
それでは次のページで、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。