2025年5月8日、日経平均株価が0.41%の上昇、TOPIXは0.09%の上昇となりました。
今回は、海運業業種に属する日本郵船(9101)の株価や時価総額といった市況を振り返るほか、終盤では基本的な会社の概要や、株式投資の用語なども解説します。
それでは、見ていきましょう。
1. 日本郵船の株式取引概況(株価・時価総額など)。毎日の動向をチェック!
それではまず、日本郵船の株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。
- 株価(終値):4,892円
- 前日比:+4.55%
- 始値:4,700円
- 高値:4,926円
- 安値:4,570円
日本郵船は2025年5月8日、4,700円で取引をスタートし、4,926円の高値、4,570円の安値を付け、結局4,892円で取引を終了しました。
- 出来高:13,902,300株
- 時価総額:2,255,212百万円
- 売買代金:66,867百万円
- PER(会社予想):4.89倍
- PBR(実績ベース):0.73倍
- 配当利回り:6.34%
その結果、日本郵船の株価は2025年5月8日、前日比+4.55%の上昇となりました。
出来高は13,902,300株で、発行済株式における割合は3.02%となりました。
2025年5月8日終値時点での配当利回りは、6.34%となりました。
なお、日経平均株価は0.41%の上昇、TOPIXは0.09%の上昇でした。
2. 2026年3月期は減収減益予想、自社株買いも発表
日本郵船は8日、2025年3月期の連結決算を発表しました。売上高は前期比8.4%増の2兆5887億円、営業利益は同20.7%増の2108億2000万円、経常利益は同87.8%増の4908億6600万円、当期純利益は同109.0%増の4777億700万円と、増収増益となりました。
2026年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比8.1%減の2兆3800億円、営業利益は同36.0%減の1350億円、経常利益は同48.1%減の2550億円、当期純利益は同47.7%減の2500億円となる見込みです。
株主還元については、2025年3月期の期末配当を従来から15円増配の195円とする方針。一方で、2026年3月期の年間配当は前期の325円から90円減配の235円とする予想としました。
併せて、発行済株式数の11.1%に相当する4800万株・1500億円を上限とする自己株式の取得を行うことを決定しました。取得期間は2025年5月9日から2026年4月30日。なお、取得した自己株式は原則として消却する予定としています。
それでは次のページで、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。