2025年4月30日、日経平均株価が0.57%の上昇、TOPIXは0.63%の上昇となりました。
今回は、陸運業業種に属するJR東海(9022)の株価や時価総額といった市況を振り返るほか、終盤では基本的な会社の概要や、株式投資の用語なども解説します。
それでは、見ていきましょう。
1. JR東海の株式取引概況(株価・時価総額など)。毎日の動向をチェック!
それではまず、JR東海の株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。
- 株価(終値):2,931円
- 前日比:▲0.78%
- 始値:2,941円
- 高値:2,946.5円
- 安値:2,907円
JR東海は2025年4月30日、2,941円で取引をスタートし、2,946.5円の高値、2,907円の安値を付け、結局2,931円で取引を終了しました。
- 出来高:3,615,200株
- 時価総額:3,018,930百万円
- 売買代金:10,594百万円
- PER(会社予想):7.03倍
- PBR(実績ベース):0.64倍
- 配当利回り:1.02%
その結果、JR東海の株価は2025年4月30日、前日比▲0.78%の下落となりました。
出来高は3,615,200株で、発行済株式における割合は0.35%となりました。
2025年4月30日終値時点での配当利回りは、1.02%となりました。
なお、日経平均株価は0.57%の上昇、TOPIXは0.63%の上昇でした。
2. 2025年3月期の連結決算を発表、増配&自社株買いも実施
JR東海は2025年3月期の連結決算を発表しました。売上高が前期比7.1%増の1兆8318億4700万円、営業利益は同15.7%増の7027億9400万円、経常利益は同18.7%増の6492億9400万円、当期純利益は同19.3%増の4584億2300万円と、増収増益となりました。
2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.8%増の1兆8650億円、営業利益は同5.1%減の6670億円、経常利益は同6.4%減の6080億円、当期純利益は同7.7%減の4230億円となる見込みです。株主還元については、2025年3月期の年間配当を30円から31円へと引き上げ、2026年3月期は前期比1円増の32円に増配する予想となっています。
併せて、発行済株式数の4.57%に相当する4500万株・1000億円を上限とする自己株式の取得を発表しました。取得期間は2025年5月1日から2026年2月27日まで。また、取得した自己株の全数を2026年3月18日に消却するとしています。
それでは次のページで、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。