ファイナンシャルアドバイザーである筆者は、多くのご相談を受けています。中でも多いのが「老後資金を準備したい」というもの。
老後資金を準備したい場合、「年金はどれくらい受け取れるのか」や「何歳まで働くのか」、「生活水準をどれくらいに設定するか」などをある程度イメージしておくことで、「必要な資金額」を計算することができます。
老後の必要資金を計算する際にポイントになってくるのは、やはり年金受給額です。年金がどれくらい受け取れるのかで、自分自身の努力で準備しなければいけない金額が変わってきます。
今回は、現シニア世代の年金事情を「厚生年金を年間240万円受け取っている人がどれくらいいるのか」という視点から確認していきたいと思います。平均額や個人差についても触れていくので、ぜひ確認してみてください。