貯蓄は目安でいくらあれば安心か

貯蓄の目安を年収対比で考える

こうしたデータからは、30-40代では年収比でちょうど世帯からやや多めの貯蓄を平均では保有していることになります。

各世帯で家族構成やライフスタイルも異なります。平均値で議論を進めることにはあまり意味はありませんが、目安にはなりえるでしょう。

老後に必要な資金は今後も変わりうる

ここまでは、世代別の年収を軸に貯蓄の目安を見てきましたが、老後に必要な資金はまた違った目線での議論が必要でしょう。

老後に必要な資金は、数千万円前半から「1億円説」までも飛び出すなど、どの数字を前提に老後資金の準備をすればよいのか迷ってしまいます。

もっとも、老後の生活は人それぞれ。ゆとりある生活を前提とするのか、質素な生活を前提とするのかは世帯で異なってくることでしょう。

また、老後の必要資金はいくつまで生きるのかというのもポイントとなるでしょう。平均寿命が長くなっていることは多くが知ることになっていますし、平均寿命だけではなく、健康寿命も議論すべきでしょう。

ただ、やはり老後をお金の心配をすることなく生活していくためには、早ければ40代から老後資金を形成するための準備をしたいものです。資産形成にとっては、時間は味方になります。

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

LIMO編集部

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