投資というと短期間に大きく儲けるリスクが大きいもの、という認識をされているかもしれませんが、それは投機です。

投資は自分が許容できるリスク(資産価格の変動のことを言います。つまり上昇も下落もリスクです)をコントロールしながら、資産を増やしていく行為です。

30代世代ともなれば、時間があるというだけで、それは資産形成にとっては強みとなります。今後定年退職の年齢がどう変化していくのは流動的な部分が残りますが、老後資金のための貯蓄を40代で意識するのは普通で、50代となると少し遅いといえるかもしれません。

金融機関への預貯金だけではなく、学資保険や養老保険といった貯蓄型保険、投資信託や株式といったリスク性資産も選択肢に入れて資産形成を考えてみてはいかがでしょうか。

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

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LIMO編集部