帝国データバンク「「食品主要195社」価格改定動向調査 ― 2025年3月」によれば、 2025年の値上げは8月までの公表分で累計1万797品目にのぼり、年間で1万品目を突破するのは4年連続です。
今年は飲食料品における値上げが前年に比べて大幅に強まっており、以前にも増して家計の厳しさを感じるものでしょう。
これほど値上げが続くと、今の生活とともに不安になるのが老後。
リタイアして年金生活となれば年金で生活するわけですが、年金のみでは生活できない方も少なくなく、貯蓄をどれだけ用意しておけばいいのか迷うものです。
参考までに50~70歳代の平均貯蓄額をみていきましょう。
1. 50歳代・60歳代・70歳代「貯蓄2000万円以上」の割合は?平均と中央値も
今回はJ-FREC 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 二人以上世帯(2024年)」より、貯蓄2000万円以上の割合を年代別に確認しましょう。
※貯蓄額には、日常的な出し入れ・引落しに備えている普通預金残高は含まれません。

出所:J-FREC 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査[二人世帯調査](2024年)」をもとにLIMO編集部作成