忙しい人でも簡単に! 貯金体質になるための4つの方法

思うように貯金できず、将来に焦りを感じている。結婚するまでに貯めたい金額があるのに、全然お金が貯まっていない...。お金を貯めることって、簡単に見えて意外と難しいものですよね。なかなか貯まらずにイライラする人もいるのではないでしょうか。

今回は、貯金体質になるための方法をご紹介します。忙しい人でも簡単にできることばかりなので、ひとつのきっかけとして取り組んでみてくださいね。

貯金用口座と給与口座を眺める

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貯金で一番大事なのは、お金を貯めることに喜びを感じることです。この喜びや幸福感がとても重要なのです。人間は、うれしいことや楽しいことをやるのには気が進み、モチベーションが上がります。一方で、ストレスを感じることやつまらないこと、我慢を強いられるようなことは気が進まず、場合によっては後回しにしてしまいます。しかし、それではいつまで経ってもお金は貯まりません。

そのため、お金を貯めること自体に喜びを感じ、ストレスなくお金を貯められるように自分のモチベーションを変えなくてはならないんですよね。それにオススメなのが、貯金用口座と給与口座を眺めることです。

貯金用口座は、毎月ちょっとずつ積み上がっていきます。毎月2万円を貯金用口座に入れている人は、毎月2万円ずつふえていくのを見て少し幸福な気持ちになるはずです。そして、それを見続けているうちに「もっと早くお金を貯めたい」という、いい意味での欲が出てくると思います。

そういう気持ちの中で、給与口座を眺めます。ここでは給与口座は生活費決済用の口座という前提のもとで進めますが、もし生活費を給与口座とは別の口座に入れているのであればそちらを眺めてください。その口座の残高は、貯金用口座とは逆でちょっとずつ減っていくでしょう。それを眺めていると、減るところを見るのがイヤになってきます。

「もっと早く貯めたい」と思っているのに、その一方でお金が減っていくのを見ているのはツライのです。その気持ちでいると、お金を貯めたいからお金が減るのを少しでも食い止めたいという気持ちに変わってきます。そこまで行けば、自然と「お金を貯めること」に対して積極性が生まれてくるはずですよ。

おトクなことは「仕組み化」する

人間は意識して、「頑張ってコレをやろう!」「コレを絶対にやり遂げよう!」と思い続けることができません。できる人もいますが、かなり精神力が試されます。もちろん、幼い頃からの夢をかなえるといった大きなことであれば、強い志を持って取り組むほうがずっといいでしょう。

しかし、貯金というのはその類のものではありません。残念ながら、「毎月、継続しよう!」「頑張ってお金を貯めよう!」と志しているときほど、貯金がしんどく感じてしまうものです。

貯金の場合、「仕組み化」してしまうことが一番いいのです。「仕組み化」とはつまり、意識しなくても自然とそうなっている、知らないうちにそうなっているという仕組みを作っておくということです。そうすれば精神力が奪われることも、ストレスが溜まることもありません。

代表的なのが財形貯蓄ですね。こちらで特別何かをしなくても、自動で一定金額が給与天引きになります。毎月掛け金を積み立てる個人型確定拠出年金のiDeCoも同じような仕組みですね。それらの仕組みを利用していないのであれば積極的に活用すべき。もし制度が利用できないのであれば、銀行の自動積立預金の引き出し設定を給料日の翌日にでも設定しておけばいいのです。

こうした制度を知っていながらやらないというのが一番もったいないことです。やらない時間がもう無駄ですよね。何か明確にやらない理由があるのであれば構いませんが、やり方がわからなければわかる人に教えてもらえばいいのです。手続きが面倒だと思うのが一番もったいないことで、そこは深く考えずにとりあえず手を動かしてしまったほうがいいでしょう。

買い物は現金かデビットカードで

買い物をするときには、現金かデビットカードで支払いをすることをオススメします。何がオススメかというと、負債を持ち越さないことです。現金もデビットカードも、今持っているもの以上は支払いとして使うことができません。また、残高から支払額を引いた今手持ちのお金がわかるので、計算が簡単なんですよね。

「思ったよりクレジットカードの請求額が大きすぎて生活が苦しい…」というシチュエーション、お金が貯まらないという人の多くが一度は経験したことがあると思います。こんなことを繰り返していると、いつまで経ってもお金が貯まるサイクルができません。

もし、クレジットカードの利用額をきちんとコントロールできないのであれば、家計が正常化するまでクレジットカードを封印するのも一つの手です。ポイントが付くとか、保険が付帯しているとか、クレジットカードにもいいところはたくさんあります。しかし、そういったオマケの要素に釣られて家計が悪化するのは本末転倒です。

自分のお金の使い方を見直すためにも、いったんクレジットカードを封印して、十分な貯金ができてからクレジットカードの利用を再開するのがいいでしょう。

モノを買う前に10秒で3つのことを考える

貯金体質になる前に、そもそも無駄遣いが多いという人もいると思います。そんな人にぜひ試してほしいのが、モノを買うとき、10秒だけ時間を取って3つのことを考えるということです。

たとえば、新作コスメとか、季節限定のスイーツだとか、雑貨屋でふと目に入ったアロマディフューザーとか、買わなくてもいいけれど欲しいものってありますよね。もちろん、夕飯の材料などを一つ一つ考える必要はありません。生活必需品以外の品物を買うときに、ちょっと考えてほしいのです。

考えることは次の3つ。1. 家にある別の物で代用できないか、2. これを手に入れてどうなるのか、3. 捨てるときの処分方法。

新作コスメは、よく考えたらまだ買わなくても同系色のものが残っている。季節限定スイーツを買って食べても、一瞬幸せだけど最近食べ過ぎないように気を付けている努力が無駄になるかもしれない。ディフューザーは、そのときはいいけれどどうせ使わなくなって捨てるのにちょっと困るサイズ感だ。

こんな感じでこの3点を考えるうちに、「あれ? これって欲しいと思ったけど、実はいらないのかも」と、現実に戻ることができるのです。

素敵なものを見ると、つい心がウキウキして、「これを買ったらこんな素敵なことが起こるかも!」とか「こんな幸せな気分になれるかも!」と思ってしまうもの。それは、その商品のマーケティング戦略が効いているだけなので、あなたに罪はありません。

しかし、それに乗せられてばかりだと無駄遣いが増える一方です。生活に本当に必要で、あなたを本当に幸せにしてくれるものは実はそれほど多くありません。そこをきちんと見極められるかが、無駄遣いを抑えるられるかどうかのポイントになります。

まとめ

いかがでしたか。お金を貯めるのは非常にシンプルですが簡単なことではありません。それでも、ちょっとしたことを積み重ねていけば絶対無理というものでもありません。自分ができることから少しずつ取り組んでみてください。そうすれば結果がついてくるはずですよ。

大塚 ちえ

参考記事

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執筆者
  • 大塚 ちえ
  • コラムニスト/ファイナンシャルプランナー

AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)資格保有。新卒から一貫して証券会社に勤務し、国内株やFX、CFD、先物・オプションなどデリバティブ商品の営業企画に従事。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。「くらしとお金の経済メディア LIMO」のほか、「Mocha」「DRESS」「CHANTO WEB」などに執筆。