世の中には多種多様な制度が存在します。国が行うもの以外にも、各市町村が独自で行う「給付金や補助金、助成金」などがたくさんありますがご存じでしょうか?
こうした制度は積極的に公表されていないものが多く、制度の存在を知らずにもらい損ねてしまうケースも。対象者に自動的に支給される制度もありますが、申請しないともらえないものもたくさんあります。
全国の自治体ではどのような制度を設けているのかを知っておくと、
「〇〇を購入する時に補助金がもらえる自治体があった」
「〇〇市では、助成金があったが自分の住んでいる市はどうだろう?」
と感度高く行動することができるでしょう。
そこで本記事では、自治体が独自で行う「給付金・補助金・助成金」を3つご紹介していきます。
1. スズメバチ類の駆除処理費補助制度(愛知県大府市)
愛知県大府市では、スズメバチ類の危害を防止するため駆除処理費の一部を助成します。大府市に土地や住宅のある人で、市の承認を受けた処理業者に依頼した場合に補助対象となります。ただし、対象となるのは営巣しているスズメバチ類の除去費用です。
補助の対象に指定されている主なスズメバチは、毒性が強くて攻撃性も高く、刺された時にアレルギー性ショック症状が発生する危険性があるハチになります。アシナガバチやミツバチは対象外となるので、注意してください。
補助金額は、駆除にかかった費用の2分の1です。補助金の上限額は5000円で、1世帯あたり1回が限度です。申請には、以下の書類を準備する必要があります。
・「スズメバチ類駆除処理実績報告書」と領収書(処理業者が発行)
・「大府市スズメバチ類駆除処理費補助金交付申請書」(市窓口で手続き)
・「大府市スズメバチ類駆除処理費補助金交付請求書」(市窓口で手続き)
・世帯全員の住民票(申請者が市外の方の場合に必要です)
大府市の窓口にて申請してください。