2. 熊本県の「ゆめタウン光の森」で行われた自衛隊フェスだった

話題となった光景は、自衛隊員が戦車で買い物に来ていた…わけではなく、熊本県のショッピングセンター「ゆめタウン光の森」で行われた自衛隊フェスタでの一幕。

自衛隊熊本地方協力本部が開催した広報イベントで、車両や装具などの展示、制服試着、射的などのイベントが行われました。

なにか緊急事態が起こったわけではなく、広報イベントだったのです。

ちなみに写真に収められていた車両は正確には戦車ではなく、陸上自衛隊が保有する16式機動戦闘車。大口径の火砲を搭載する装輪装甲車で、空輸容易性・路上機動性に優れているのが特徴です。

3. MCV(16式機動戦闘車)目当てでイベントに参加

大きな話題を呼んだ、ショッピングセンターでの自衛隊広報イベント。

投稿主の@bo_ei_monitaさんに自衛隊フェスタに足を運んだ経緯を伺うと、「MCV(16式機動戦闘車)が大好きなので見学に行ってきました」とのこと。

イベントでの周りの人たちの反応についても伺うと、「ゆめタウン内での広報活動ということもあり、小さな子供がたくさん自衛隊車両と触れ合っていました」と@bo_ei_monitaさん。

続けて、「ショッピングセンター中に装甲車という非日常が多くの人にウケていたように感じました。また自衛隊を日頃見ることがないような一般の人にも自衛隊を知って貰えるような素敵なイベントだと感じます」と話してくれました。

4. 2025年度の防衛関係費予算案は8兆4748億円

自衛隊の広報イベントが話題となったことに関連し、ここからは2025年度(令和7年度)の防衛関係費予算案を紹介します。

防衛省が公表した「令和7年度予算案の概要令和7年度予算案の概要」によると、2025年度の防衛関係費予算案は8兆4748億円。前年度から7498億円増え、過去最大を更新しています。内訳を見てみると、人件・糧食費が2兆3508億円、物件費が6兆1240億円となっています。

いかがだったでしょうか。今回は、Xで話題になっている自衛隊の広報イベントについて紹介しました。

参考資料

小野田 裕太