大型連休も後半になりましたが、この連休中にこれからの暮らしやお金のことについてじっくり向き合ってみようと考える人も多いのではないでしょうか。

2024年からスタートした新NISAは、そんな将来への備えを考える上で注目されている制度の一つです。

本記事では、新NISAの基本的な仕組みや、実際に積立投資をした場合のシュミレーションをわかりやすく解説します。

1. 【改正から1年が経過】今さら聞けない「新NISA」って何?

2024年1月にNISA制度が改正され、新たに「新NISA」が導入されました。

「NISA(少額投資非課税制度)」の名の通り、NISAは少額から投資を始められ、運用益に対して税金がかからない点が特徴となっています。

通常、投資で得た利益には20.315%の税金が課されますが、新NISAを利用すれば、その利益が非課税となります。

新NISA「非課税」のしくみ

新NISA「非課税」のしくみ

出所:金融庁「NISAを知る」

新NISAでは、従来の制度から大きな変更点として、非課税で保有できる期間が無期限となり、長期的に資産を運用する際の税金面でのメリットがさらに増えました。

次章では、新NISAの変更点について詳しく見ていきましょう。