大学生のうちは、クレジットカードを持てないと思っている方もいるかもしれませんが、審査に通れば保有できます。

一人暮しでまとまった買い物をする際や、インターネットショッピングをする際、海外旅行に行く際など、大学生でもクレジットカードが必要になることがあります。

しかし、クレジットカードを持つことに抵抗がある学生もいるでしょう。そういった方でも安心して申し込めるように、大学生がクレジットカードを選ぶ際のポイントや利用するうえでの注意点について解説していきます。

1. 大学生でもクレジットカードは持てる

2022年4月から、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことにより、原則として18歳以上の学生も、親権者の同意なくクレジットカードを申し込めるようになりました。

ただし、クレジットカードの多くは、「高校生を除く18歳以上」という条件を設けており、高校生は申し込めないのが一般的です。大学生や短大生、専門学校生などであれば申込対象になります。

1.1 クレジットカードの所持率は50%超

少し古い資料となりますが、一般社団法人 日本クレジット協会の「『大学生に対するクレジットカードに関するアンケート(平成29年度)』結果報告書」によると、大学生のクレジットカード所持率は53.6%となっています。

クレジットカードを保有している大学生のうち、約9割が自分名義のカードを保有しているという結果です。

男女比では半々ずつの割合で、低学年よりも高学年になるほど保有率が高くなっています。保有枚数は平均1.2枚で、1枚持ちの学生が多いですが、中には2枚持ち・3枚持ちの学生もいます。