2. 4つの県の「在留外国人の数」を比較すると…

在留外国人が少ない都道府県ランキング

在留外国人が少ない都道府県ランキング

出所:出入国在留管理庁「令和6年6月末現在における在留外国人数について」を参考に筆者作成

出入国在留管理庁が公表している「令和6年6月末現在における在留外国人数について」によると、2024年6月末時点で日本で一番、在留外国人が少ない都道府県は、秋田県です。気になる在留外国人数は、5571人となっています。

内訳を見てみると、国籍別ではベトナム、フィリピン、中国、在籍資格別では技能実習、永住者、留学の順で多くなっています。

秋田県に次いで在留外国人数が少ないのは、鳥取県の5864人。次いで高知県の6379人、青森県の8045人でした。

ちなみに在留外国人数が最も多いのは東京都の70万1955人で、全国合計は358万8956人。在留外国人数が最も多い東京都と最も少ない秋田県では、126倍もの差があります。

3. 秋田県の県内総生産は名目3兆5453億円

ここからは日本で一番、在留外国人が少ない秋田県について紹介します。

秋田県は東北地方の日本海側に位置し、青森県、岩手県、宮城県、山形県と隣接しています。県面積は1万1637.52平方キロメートルで、全国47都道府県で6位の大きさ。

県には13の市と9の町、3の村があり、県の人口TOP3の都市は以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」/2024年1月1日時点)。

  • 秋田市 29万7316人
  • 横手市 8万2454人
  • 大仙市 7万5207人

経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目3兆5453億円。一人当たりの県民所得は268万9000円でした。

いかがでしょうか。今回は日本で一番、在留外国人が少ない都道府県について紹介しました。

3.1 調査概要

  • 調査日:2025年2月20日
  • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
  • クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査

参考資料

小野田 裕太