2025年も物価高が続いていますが、みなさんは将来に向けた資金を準備していますか?

金融庁「NISA口座の利用状況調査」によると、NISAの買付額が増加しています。

具体的には、2024年9月末時点でのNISA口座における買付額は、2024年6月末と比較すると36.1%増えています。

なかには、趣味やプライベートをより楽しみたいと考え、FIRE(ファイヤー)を目指している方もいるのではないでしょうか。

今回は、FIRE(ファイヤー)を目指すために、毎月30万円の不労所得を作るにはどのような方法があるのか、元証券会社の富裕層担当社員である筆者がわかりやすく解説していきます。

1. 「FIREにいくらの不労所得」が必要?

【写真全8枚】FIREに必要な不労所得とは。2枚目で、2023年と2024年の「平均消費支出」をご紹介

FIREとは

出所:WHYFRAME/shutterstock.com

たとえば、みなさんは「月に30万円の不労所得」があったらどうでしょうか。

不労所得とは、自らが仕事をしなくても得られる収入のことを言います。

仕事をしなくても不労所得が毎月30万円自分に入ってくればどのような生活ができるでしょうか。

お金や資産形成に興味のある方の中には、「FIRE(ファイヤー)」という言葉を聞いた方も多いのではないでしょうか。

FIREとは英語で「Financial Independence, Retire Early」の略で、日本語に直訳すると「経済的自立と早期リタイア」という意味です。つまり不労所得だけで生活をしていくことをFIREといいます。