4. 後悔(その4):資産が目減りすることを考えていなかった
2024年は新NISAについて取り上げられることが多く、「なんだかお得らしい」「みんなが良いっていうから」などの理由で、あまり理解していない状態で新NISAやiDeCoを始めてしまった人も一定数いたようです。
ですが、2024年8月の株価が暴落したことで、「こんなに資産が減るとは思わなかった」と動揺した人も少なくなかったでしょう。
投資を始めるとき、「長期でコツコツ増やす」とは思っていても、実際に資産が目減りすると、想定以上の不安を感じることがあります。
株式市場は短期的な上下を繰り返しながらも、長期的に成長していく傾向があります。大きく下落した局面では、焦って売却するのではなく、**「なぜ価格が下がっているのか」「自分の投資スタイルに合った運用ができているか」**を冷静に見直すことが大切です。
また、資産が一時的に減ることを見越して、リスク許容度を事前に考えておくことも重要です。
「もし20%下がったらどう感じるか」「そのときにどう対処するか」をあらかじめ決めておけば、市場の変動にも落ち着いて対応できるでしょう。