2. 東京都と大阪府の森林面積を比較してみると…

都道府県の森林面積ランキング(小さい順)

都道府県の森林面積ランキング(小さい順)

出所:林野庁「都道府県別森林率・人工林率(令和4年3月31日現在)」を参考に筆者作成

林野庁が公表している「都道府県別森林率・人工林率(令和4年3月31日現在)」によると、東京都の森林面積は7万8937ヘクタール。大阪府の森林面積は5万6738ヘクタールなので、東京都のほうが約2万ヘクタールほど森林面積が大きい計算になります。

日本で一番森林面積が小さい都道府県は大阪府。二番目が東京都、三番目に香川県の8万7829ヘクタールという順番になっています。日本で一番森林面積が大きい北海道は553万6144ヘクタールで、大阪府の約100倍の大きさなのです。

ちなみに、日本で一番大きい湖である「琵琶湖」の面積が6万5984ヘクタールなので、大阪府全体の森林(5万6738ヘクタール)は琵琶湖にすっぽり入るという計算になります。

3. 東京都と大阪府を比較してみると…

ここからは東京都と大阪府の人口や経済面を比較します。

日本の首都である東京都は、関東地方の南部に位置し、東は千葉県、西は山梨県、南は神奈川県、北は埼玉県にそれぞれ接しています。面積は2188.67平方キロメートル(参考値)で日本で三番目の小ささですが、人口は1391万1902人(2024年1月1日時点)となり47都道府県で一位となっています。

行政区域は特別区である23区と、26市、5町、8村で構成。人口TOP5の地域は、以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。

  • 世田谷区 91万8141人
  • 練馬区  74万1540人
  • 大田区  73万3634人
  • 足立区  69万3223人
  • 江戸川区 68万9961人

経済面を見てみると、2021年度の都内総生産は名目113兆7000億円。都民所得は80兆7000億円でした。

3.1 大阪府の府内総生産は名目41兆3204億円

大阪府は、近畿地方の中部に位置し、 兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県に隣接しています。府面積は香川県に次いで全国で二番目の小ささですが、人口は東京都、神奈川県に次いで全国3位の規模。2024年1月1日時点の人口は877万5708人となっています。

府内には43の市町村があり、人口TOP3の都市は以下の通り(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。大阪市と堺市は政令指定都市に指定されています。

  • 大阪市  275万7642人
  • 堺市   81万7041人
  • 東大阪市 47万8539人

経済面を見てみると、2021年度の府内総生産は名目41兆3204億円。府民所得は26兆8693億円でした。

いかがでしょうか。今回は東京都と大阪府の森林面積について紹介しました。

3.2 調査概要

  • 調査日:2024年2月5日
  • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
  • クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査

参考資料

小野田 裕太