2. 40歳で転職して年収が100万円アップした場合の年金額は?
先ほどと同じように、厚生労働省の公的年金シミュレーターを用いて試算していきます。
23歳から39歳まで平均年収450万円だった会社員が、転職し、40歳から64歳まで平均年収550万円で働いた場合の年金額は、年額193万円・月額16万833円です。
23歳から64歳まで、転職せずに平均年収450万円で働いた場合の年金額は年額182万円・月額15万1666円でした。40歳で転職し、年収アップに成功し、64歳まで平均年収550万円で働くと、「年額11万円・月額9167円」老後の年金収入が増えることになります。
転職により年収アップに成功すれば、しなかった場合と比べて、年間11万円、10年間で110万円、20年間で220万円もの差が生まれます。
一気に年収を100万円も上げることは簡単ではないかもしれません。しかし、同じ職種でも業種を変えるだけで年収が増えることも。
転職を検討している人、転職を躊躇している人は、転職理由の1つとして「老後の年金額」も考慮してみてはいかがでしょうか。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】