6. 現役時代から年金について考えよう
今回は国民年金と厚生年金の平均月額とともに「月20万円以上」受け取っている人の割合についても確認していきました。
国民年金と厚生年金を合わせて「月20万円以上」を受け取っている人は、全体の約1割強と、少ない割合であることがわかりました。
老後の年金額を増やしたいと考えている方は、公的年金を上げる方法を考えたり、またiDeCoの活用や、国民年金基金(国民年金のみ加入の人)の利用も一つの選択肢となります。他にも、NISAや個人年金を活用するなど、さまざまな方法がございます。
資産運用においては、自身の目的や現状に合った手段を選ぶことが大事になるため、将来の老後生活に備えて、早めに情報を収集し、準備を進めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「年金の繰下げ受給」
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」
菅原 美優