2. 日経平均株価の変動に大きく寄与した銘柄とは

2025年1月29日の日経平均株価の寄与度の上位・下位の銘柄は以下のようになりました。

2.1 寄与度上位

  • アドバンテスト(6857):93.7
  • 東京エレクトロン(8035):56.2
  • ファーストリテイリング(9983):55.9
  • ソフトバンクグループ(9984):44.0
  • TDK(6762):40.0
  • ソニーグループ(6758):20.9
  • リクルートホールディングス(6098):17.3
  • 日東電工(6988):12.1
  • トレンドマイクロ(4704):10.1
  • ファナック(6954):8.9

2.2 寄与度下位

  • 信越化学工業(4063):-35.8
  • 第一三共(4568):-5.6
  • ネクソン(3659):-5.1
  • 塩野義製薬(4507):-4.4
  • SMC(6273):-4.0
  • ニトリホールディングス(9843):-3.7
  • ダイキン工業(6367):-3.6
  • セコム(9735):-2.8
  • エーザイ(4523):-2.6
  • 日立建機(6305):-2.6

それでは最後に、直近で発表を控えている経済指標を確認します。

3. 経済指標の発表スケジュール

2025年1月30日には以下の経済指標の発表が予定されています。

  • 4:00(米国):米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
  • 4:30(米国):パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
  • (南アフリカ):南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利
  • (シンガポール):休場
  • (香港):休場
  • (中国):休場
  • 6:45(ニュージーランド):12月貿易収支
  • 8:50(日本):前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
  • 8:50(日本):前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
  • 9:00(ニュージーランド):1月ANZ企業信頼感
  • 9:30(オーストラリア):10-12月期四半期輸入物価指数 (前期比)
  • 15:30(フランス):10-12月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
  • 15:30(フランス):12月消費支出(前月比)
  • 16:00(ドイツ):12月輸入物価指数(前月比)
  • 16:00(ドイツ):12月輸入物価指数(前年同月比)
  • 17:00(スイス):1月KOF景気先行指数
  • 18:00(ドイツ):10-12月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
  • 18:00(ドイツ):10-12月期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
  • 18:00(ドイツ):10-12月期国内総生産(GDP、速報値、季調前)(前年同期比)
  • 18:30(イギリス):12月消費者信用残高
  • 18:30(イギリス):12月マネーサプライM4(前月比)
  • 18:30(イギリス):12月マネーサプライM4(前年同月比)
  • 18:30(南アフリカ):12月卸売物価指数(PPI)(前月比)
  • 18:30(南アフリカ):12月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
  • 19:00(ユーロ圏):10-12月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比)
  • 19:00(ユーロ圏):10-12月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
  • 19:00(ユーロ圏):1月消費者信頼感(確定値)
  • 19:00(ユーロ圏):1月経済信頼感
  • 21:00(メキシコ):10-12月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
  • 21:00(メキシコ):10-12月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
  • 22:15(ユーロ圏):欧州中央銀行(ECB)政策金利
  • 22:30(米国):10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
  • 22:30(米国):10-12月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比年率)
  • 22:30(米国):10-12月期四半期コアPCE・速報値(前期比年率)
  • 22:30(米国):前週分新規失業保険申請件数
  • 22:30(米国):前週分失業保険継続受給者数
  • 22:45(ユーロ圏):ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
  • 24:00(米国):12月住宅販売保留指数(前月比)
  • 24:00(米国):12月住宅販売保留指数(前年同月比)

4. 株式市場全体を見て、投資に生かす

以上、日経平均株価の動向や寄与度の大きい銘柄、経済指標の発表予定を振り返ってきました。

株式投資は相場のマクロと個別銘柄のミクロの両方を観察しながら、目先のスケジュールも戦略に組み込むことが重要です。

今後も注視していきましょう。

高原 祥子